高校を卒業して大学に行きましたが、通っている意味が分からず1年目で中退して働きだして、その時に働くことが楽しいと感じるようになりました。
最初に就職したのは学童の先生でしたが、高校生の時から海外に興味があり、ワーキングホリデーに行きたいという思いもあって退職したんですが、勢いや度胸もなく、お金の問題もあり、そのままずるずると時間が過ぎて、コロナも流行してしまい、その後はコンビニでバイトをしたり、派遣会社で働いたりしていました。
兄からは時々連絡が来ていたんですが、ある日今何してるのか聞かれて、ワーキングホリデーに行きたいからお金を貯めていると話しました。
すると、兄は「そう言っても動いていないじゃん。行けてないんだったら今ある現実を受け止めなきゃ」と言われました。
そこで、兄が今やろうとしていること、食の文化を残したいという話を聞きいて、兄たちには憧れもあったので、それは素敵な話だなと思い一緒に働いてみようと決断しました。
兄たちは沖縄の街でも有名な存在でした。そんな兄達と家族に背中を押してもらい、沖縄を出たいという思いもあったので、その翌週には会社を辞めました。昔から何かしたいという気持ちはあったものの、現実には何もできなくて。
そんな私を理解してくれている家族も「がんばってこい！」と温かく見送ってくれました。
それから兄のところで働くようになり、動画編集やパソコンを使った作業、取材のアポ取りなど、ディレクターというよりは付き添いや補助のような役割をこなしていました。最初の頃は自分に何ができるのか分からず、でも兄がどんどん仕事を与えてくれて、徐々に自分の得意なことややりたいことが見つかっていきました。
補助役から半年くらい経った頃には、アシスタントディレクターとしてカメラも持つようになり、本当に一歩一歩進んでいる感じでしたね
この仕事をしていたらたくさんの新しい人と出会えるってことが、私の一番好きなポイントです。
会社の内部よりも外に出て、新しい人たちと話すのが好きで、取材の時も誰にでも話しかけるので、みんなから「アタック力がすごい」と言われます。もちろん、アポイントを断られることも多いですが、打たれるってことがないんですよね。七転八倒しながらでも、新しい出会いが増えていくのが楽しみなんです。
取材でいろんな人の話を聞くのも楽しいですし、お客さんのために頑張っている姿や、その人の人生の話を聞くと、「こういう人生もあるんだ」と刺激も受けます。
そうやって毎日楽しく仕事をしています。
最今まで「いい子いい子」の環境で育ってきたので、初は結構甘ちゃんだった私ですが、たくさんの指摘や教育を受けて成長しました。厳しくしごかれることも少なかったですが、働くことで「人に影響を与えることが一番重要だ」ということを教えてもらいました。
自分一人ではなく、周りの人と手を取り合うことの大切さを学んで、今では私が声をかけることで「ありがとう」と言ってもらえることが増え、少しずつ「与える」ことができていると感じます。
みんなが喜んでいると私も嬉しくなりますし、外部の人と手を取り合って何かを一緒に作り上げることができると一番嬉しいです。お店同士、会社とお店との繋がりができたら最高ですね。
私が掲げているのは「スマイルラブハピネス」、つまり笑顔と愛と幸せです。自分が笑顔でいること、それを周りに与えてみんなが幸せになってくれるのが一番嬉しい光景です。
メディアを通じて「美味しい」を届けたい、「美味しい」動画をみんなで作りたい。そのために人と人を繋ぐことが私の役目だと思います。
この会社の人達は本当に想いやりがあって、お互いをリスペクトすることを大切にしています。
会社の方針も、それぞれの個性を引き出して生かし、一人ひとりが自分の力を発揮できるような環境を作るというものなので、自分のできることが見つかる嬉しさや、挑戦の中で「これいいね」とみんなが言ってくれることがとても嬉しいです。みんなが自分の良いところを見てくれて、普通にやっていたことも「すごいね」と思ってもらえるんです。
自分の持っているものを伸ばしながら、どんどん花開かせていける環境があり、自分の個性を活かしきれるし、新しい発見で自分の才能も見つけられます。
仲間と共に上っていけるような向上心があって、みんなで幸せになれる、個人個人の幸福度をすごく考えている会社だと思います。
この会社は自分を唯一無二の存在だと感じさせてくれます。自分はここで輝けるし、とても生き生きできる場所です。
自分が動くことによってみんなが良さを発見して、見出してくれる。みんな向上心があるから、自分自身も「上りたい」と思える幸せな循環です。そういう会社なので、ぜひチャレンジしてみてください。
